
「……ワシのキャリア、AIに磨いてもらう時代か。」

転職活動。それはおっさんにとって、第二の青春。
でも現実は厳しい。
年齢、職歴、スキル——何をどう盛っても、面接でバレる。
だがしかし、令和の世はAIが味方だ。
AIと転職活動の出会い

「ChatGPTって、なんでも答えてくれるんやろ? 履歴書も作ってくれるんか?」

そんな軽いノリで、おっさんはChatGPTに話しかけた。

「履歴書、ええ感じで書いてくれや」

承知しました。どのような職歴で、どんな強みをアピールしたいですか?
言われてみれば、たいしてアピールポイントがない。
そこでおっさん、AIに人生相談が始まる。
AIカウンセラー爆誕
ChatGPTは、おっさんの断片的な職歴をもとに、まるで人事コンサルタントのように提案を始めた。

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「IT業界での経験は、チームマネジメント力に変換できます」
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「過去の職務を成果ベースで表現しましょう」
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「“柔軟な対応力”は現場での臨機応変な判断に置き換えられます」
Before/After 比較(AI盛りver)
項目 | Before | After(AIによる盛り) |
職務内容 | ホームページの更新してました | Webサイトの更新・保守業務を通じて、SEO改善とUI向上に貢献 |
スキル | ExcelとWord使えます | Excelマクロによる業務効率化や、社内向けドキュメントのテンプレート設計を担当 |
自己PR | 地道にやります | 縁の下の力持ちとして、現場の課題を着実に解決していく実行力が強みです |
使用ツール | Dreamweaverとメモ帳でHTMLいじってた | HTML/CSSの基礎理解に加え、CMS(WordPress)での簡易更新も経験あり |
職務経歴書も生成してくれた

「え、こんな書き方があったんか!?」
おっさんは驚いた。

ChatGPTがつくった職務経歴書は、なぜかプロっぽい。
フォーマットも整っていて、箇条書きで見やすいし、謎の横文字(KPI、PDCA、コラボレーションとか)も入ってる。
※もちろん、意味は後でググった。
面接メールの添削もお願いしてみた
「このたびはお世話になっております。よろしくお願い申し上げます。」
──そんな時代の化石のようなテンプレも、ChatGPTに言わせれば:

「もっと自然に、好印象を与える文面にしましょう」

修正後:
「このたびは面接の機会をいただき、ありがとうございます。◯◯のお話をできるのを楽しみにしています!」

おっさん、目からウロコ。
「AIって、就活の家庭教師やん……」
盛りすぎ注意報

AIは正確かつ巧みに“盛って”くれるが、嘘は書いていない。
「どう伝えれば、自分の経験がちゃんと価値になるか」
──その翻訳をしてくれているのだ。
もちろん、嘘はダメ。
「AIに盛ってもらった履歴書」は、自分で語れる内容でなければならない。
面接で言われたひとこと
実際にAIでブラッシュアップした履歴書で面接に行ったおっさん。
担当者が一言。

「すごく丁寧に書かれてますね。プロの添削を受けたとかですか?」
おっさんは答える

「はい、AIです」
時代だなぁ──と人事担当もニッコリ。
おっさんのAI転職革命、ここに始まる

履歴書や職務経歴書を「盛る」ことは、嘘をつくことではない。
自分の経験を、“価値がある形で”伝えること。
そのお手伝いをAIがしてくれる時代が、もう来ている。

「AIに書いてもらう履歴書は、ワシが歩んできた道の新しい翻訳や」
今日もおっさんは、AIと共に自己分析に励む。
使用ツール
- ChatGPT(履歴書・職務経歴書・面接メール)
- Canva(履歴書テンプレート作成)
- Google Docs(共同編集&添削)