はじめに
前回の記事ではホーム画面の設計についてお話しました。
今回は、全11回にわたってお届けしてきた「習慣トラッカーアプリ」の開発記も、ついに最終回です。
最初は「自分が使いやすい習慣アプリを作りたい」という小さな思いつきから始まりましたが、試行錯誤を繰り返し、ようやく一つの形になりました。 今回は、これまでの振り返りと、最後に実装したこだわり機能についてお話しします。
1. 最後に加えた「継続のリマインド通知」
ホーム画面の分析機能が完成した後、ユーザーがアプリを開き忘れず、習慣が止めないために以下リマインド機能を追加しました。
- 実施忘れを防ぐ: 設定した時間にリマインドを届ける。
- 技術的なこだわり: 設定した時間に正確に通知を飛ばす
AlarmManagerと、リソースを効率的に使うWorkManagerを、用途に合わせて使い分ける制御を組み込みました。

2. 習慣トラッカー開発を振り返って
このプロジェクトを通して、大切にしてきたのは「面倒くさいをなくすこと」と「達成を可視化すること」です。
習慣が続かない最大の原因である「記録の手間」を極限まで削ぎ落とし、逆に「積み上がった努力」をグラフでしっかり見せる。この2つのバランスを意識していました。
- 第1〜4回: 土台となるデータ構造と基本設計
- 第5〜9回: カテゴリー機能による情報の整理
- 第10回: グラフによる「継続の可視化」
コードを書く時間はもちろんですが、どうすれば人は習慣を続けられるのか?ということを考えながら作成することはモチベーションに繋がりました。
3. アプリを形にして見えてきた景色
開発を始める前は、単なる「記録ツール」だと思っていました。 しかし、実際に自分で使い、形にしていく中で、自分の頑張りを可視化できるログみたいなものだと気づきました。
グラフが蓄積されているのを見て安心したり、通知を見て「今日の習慣の実施がまだだった」と気づいたり、アプリが生活の一部になりつつ、実際に使用していくことでたくさんの気づきを得ることができました。

4. これからの展望
アプリとして一つの形にはなり、現在はリリースの準備をしています。 また、実際に使ってみて見えてきた「もっとこうしたい」という課題もあります。今後は余裕があれば以下のアップデートを計画しています。
- 習慣の「マスター削除」機能: 現在は「今日」の記録にフォーカスしていますが、習慣そのものを管理・整理できる機能など
- ウィジェット対応: アプリを開かなくても、ホーム画面上で、進捗を可視化など
- さらなる分析機能の強化: 1ヶ月、1年単位での継続に対するアニメーション追加など
5. 最後に
もしこのアプリに興味を持ってくれた方がいれば、些細なことでも良いので、感想などいただけると嬉しいです。

