※Claude Codeを使用して記事を作成しています。
はじめに
これまで作ってきたアプリは、スマホの中だけで完結するものでした。
カウンターも、水分補給記録も、インターネットには接続していません。
でも実際のアプリは、インターネットから情報を取ってくるものがたくさんありますよね。
- 天気アプリ → 今日の天気をネットから取得
- ニュースアプリ → 最新ニュースをネットから取得
- 地図アプリ → 地図データをネットから取得
今回は天気アプリを題材に、インターネットからリアルタイムのデータを取ってきて表示する仕組みをClaude Codeと一緒に作ります!
今回作るアプリ
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 🌤️ 現在の天気を表示 | 気温・天気の状態(晴れ・曇り・雨など)を表示 |
| 📍 都市名で検索 | 検索欄に都市名を入力して天気を調べる |
| 🔄 更新ボタン | 最新の天気情報を取得し直す |
事前準備:無料の天気APIを取得する
インターネットから天気データを取得するには、天気情報を提供しているサービス(API) を利用します。今回は無料で使える「OpenWeatherMap」を使います。
APIキーを取得する手順
- OpenWeatherMap にアクセス
- 「Sign Up」 で無料アカウントを作成
- メール認証を完了させる
- ログイン後、「API Keys」 タブを開く
- 表示されているAPIキー(英数字の文字列)をメモしておく
💡 APIキーとは?:
「このアプリが天気データをもらっていいですよ」という認証番号のようなものです。
自分だけの固有の文字列で、他の人に教えないようにしましょう。
⚠️ 注意:
APIキーが有効になるまで最大10分ほどかかります。
すぐに使えない場合は少し待ってから試してみてください。
Step 1:新しいプロジェクトを作って準備する
今回は新しいAndroidプロジェクトとして天気アプリを作ります。
1-1. Android Studioで新規プロジェクトを作成
| 項目 | 入力値 |
|---|---|
| Name | WeatherApp |
| Package name | com.example.weatherapp |
| Language | Kotlin |
| Minimum SDK | API 24 (Android 7.0) |
1-2. Claude Codeを起動
cd ~/AndroidStudioProjects/WeatherApp
claude
Step 2:画面のレイアウトを作ってもらう
まず見た目から作っていきましょう。
✍️ Claude Codeへの指示(プロンプト)例:
天気アプリの画面を作ってください。
まだデータは表示しなくていいので、レイアウトだけ作ってほしいです。
・上部に都市名を入力できる検索欄と「検索」ボタン
・画面の真ん中あたりに都市名・気温・天気の状態(晴れなど)を大きく表示するエリア
・下部に「更新する」ボタン
全体的にすっきりした青系のデザインにしてください。
Step 3:天気データを取得する機能を作ってもらう
レイアウトができたら、実際にインターネットから天気データを取得する機能を追加します。
✍️ Claude Codeへの指示(プロンプト)例:
OpenWeatherMapのAPIを使って天気データを取得する機能を追加してください。
APIキーは「ここに自分のAPIキーを貼り付け」です。
「検索」ボタンを押したとき、入力欄に入力された都市名の天気を取得して、
以下の情報を画面に表示してください。
・都市名
・気温(℃表示)
・天気の状態(例:晴れ、曇り、雨)
最初は「Tokyo」で動作確認したいです。
💡 APIキーの扱いについて:
APIキーはそのままコードに書いてもらって構いません。
ただし、将来GitHub などにコードを公開する場合は、APIキーが含まれないように注意が必要です(Claude Codeに「APIキーを安全に管理する方法に変更して」と聞いてみましょう)。
Step 4:日本語で天気を表示できるようにする
OpenWeatherMapの天気の状態は英語(”Clear”、”Cloudy”など)で返ってきます。
これを日本語に変換してもらいましょう。
✍️ Claude Codeへの指示(プロンプト)例:
天気の状態が「Clear」「Clouds」「Rain」などの英語で表示されています。
これを「晴れ」「曇り」「雨」のように日本語に変換して表示してください。
他の天気の種類もあわせて日本語対応してほしいです。
Step 5:動作確認する
Android Studioの ▶(Runボタン) でアプリを起動して確認しましょう。
確認チェックリスト
- [ ] アプリが起動する
- [ ] 検索欄に「Tokyo」と入力して「検索」ボタンを押す
- [ ] 東京の気温と天気が表示される
- [ ] 別の都市名(「Osaka」「New York」など)でも検索できる
- [ ] 「更新する」ボタンで最新情報に更新される
Step 6:使いやすさをさらにアップする
基本が動いたら、もっと便利にしましょう。
読み込み中の表示を追加する
「検索」ボタンを押してからデータが表示されるまで、
「読み込み中...」というメッセージを表示してください。
くるくる回るインジケーターも出るとなお良いです。
エラー時のメッセージを追加する
存在しない都市名を入力したときや、
インターネットに繋がっていないときに、
「都市が見つかりませんでした」「通信エラーが発生しました」と
わかりやすいメッセージを表示してください。
最後に検索した都市を覚えておく
アプリを閉じても、最後に検索した都市名を覚えておいて、
次に開いたとき自動的にその都市の天気を表示してください。
よくある質問
Q. 検索ボタンを押しても何も表示されない
「検索」ボタンを押しても、天気が表示されません。
エラーが起きているか確認して、原因を教えてください。
Q. 「Tokyo」は動くけど日本語の「東京」で検索できない
「東京」と日本語で入力しても検索できません。
日本語の都市名でも検索できるようにしてほしいです。
Q. 気温が小数点だらけで表示される(例:23.456789℃)
気温が「23.456789℃」のように細かすぎる数字で表示されています。
「23℃」のように整数で表示してください。
「ネットにつながるアプリ」の可能性
天気アプリの仕組みを理解すると、同じやり方で様々な情報をインターネットから取ってこれるようになります。
| アプリのアイデア | 取得できるデータ |
|---|---|
| ニュースアプリ | 最新ニュースの見出し一覧 |
| 為替レート確認アプリ | リアルタイムの通貨レート |
| 映画情報アプリ | 上映中の映画一覧・評価 |
| 電車遅延チェックアプリ | 路線の運行情報 |
どれも「無料で使えるAPI」が公開されています。
Claude Codeに「〇〇のAPIを使って〇〇を表示するアプリを作りたい」と伝えるだけで作り始められます!
まとめ
| 学んだこと | ポイント |
|---|---|
| APIとは | ネット上のデータを取得するための仕組み |
| APIキーの取得 | サービスのサイトで無料登録するだけ |
| データの取得 | 「〇〇のAPIを使って〇〇を表示して」と伝えるだけ |
| エラー対応 | 「通信エラーや入力ミスのときにメッセージを出して」と指示する |
インターネットからデータを取ってくる機能を身につけると、アプリの可能性が一気に広がります。
「こんな情報をリアルタイムで見たい」というアイデアをClaude Codeにぶつけてみましょう!
シリーズを振り返って
全8回のシリーズ、お疲れ様でした!このシリーズで体験してきたことを振り返ります。
| 回 | テーマ | 身につけたこと |
|---|---|---|
| 第1回 | 環境構築 | Claude CodeとAndroid Studioのセットアップ |
| 第2回 | 初めてのアプリ | Claude Codeへの指示の出し方・アプリの基本構造 |
| 第3回 | デザイン | 色・フォント・レイアウトのカスタマイズ |
| 第4回 | 画面遷移 | 複数画面を行き来する仕組み |
| 第5回 | データ保存 | アプリを閉じてもデータが消えない仕組み |
| 第6回 | 公開 | Google Playへの公開手順 |
| 第7回 | オリジナル制作 | アイデアからアプリを作る進め方 |
| 第8回 | 通信機能 | インターネットからリアルタイムデータを取得 |
プログラミングの知識ゼロからここまで来られたのは、Claude Codeという強力な相棒がいたからです。
これからも「こんなアプリを作りたい」というアイデアが浮かんだら、気軽にClaude Codeに話しかけてみてください。
あなたのアイデアを形にする力が、もう手の中にあります。

