ご挨拶
皆様こんにちは!お茶会Eグループです!
今回初めての試みとして、社員同士集まって『お茶会』というものをしてみようと声が挙がりました。
グループごとに分かれて、あるテーマについて各々持ち寄ったお茶菓子を食べながら意見を交わす。
何ともおしゃれな響きじゃありませんか。
さて、私達Eグループは何を話したかと言いますと、
【新入社員だった頃の自分に教えてあげたい、新人時代にやりがちなミス】
です。
テーマについては事前に例がいくつか提示されていまして、
その中からこのテーマを選びました。なぜこのテーマにしたかと言いますと、
一番自分たちに身近だったということがあります。
新人のころは誰しもミスを犯しがちで、そのミスから成長して今がある。
今バリバリにできている人だって新人のころはミスしているんです。
なので、自分たちがしてきたミスをアドバイス代わりに聞いていただいて、
教訓みたいな感じになればいいかなと思ったわけです。
それでは順番にミスを挙げていきましょう。
①報連相ができていなかった
これは新人あるあるですね。
特にスケジュール関係で報告が遅れて……というのが多いと思います。
新人研修で、研修用のシステム開発を行っていたとき、
設計や開発でしょっちゅう遅れが発生して、
その報告をすぐにやれておらず何度もお叱りを受けました。
見積もりの精度が甘く、これくらいでできるだろうと思っていたら中々思うように進まず、
気づけば残業したり遅延したりで、報告や相談をするのが後手後手になりました。
そこから学んだこととしては「報連相は早め早めにする。何も無くても逐一状況を報告する」です。
何も進捗等の報告をせず、後になって実は……みたいなパターンが一番ダメです。
細かく自分の状況を報告相談することで、自分が不利にならずに済むと思います。
②環境の違いが理解できていなかった
これも新人あるあるかもしれません。
初めて現場に配属され、環境構築をして色んなサーバにアクセスするようになると思います。
例えば「開発サーバ」「検証サーバ」「本番サーバ」という構成で動いているシステムがあって、
それらの違いがよく分かっていなかったことから、
開発サーバにログインしたいのにパスワードが別のサーバ用のもので、
ログインに3回失敗してロックがかかってしまったということがありました。
サーバに関する情報もまとまっていなかった現場だったということもありますが、
あのときは冷や汗をかきました……。
あとは現場で一緒だった方で、
検証環境のデータを本番環境に流しそうになっていたこともありましたね。
コミットする前だったので大事には至らず……。
そこから学んだこととしては「マニュアルが無いなら自分で作る」です。
情報が散乱していたり、そもそもまとまっていなかったりする現場はよくあります。
そこで働いていくのであれば、自分用にマニュアルやドキュメントを作成するのが手だと思います。
ログイン情報をまとめたり、サーバごとのIPアドレスや発行するコマンドなどをまとめることで、
ミスは自ずと減っていき、また情報をまとめる力にもなります。
③オペレーションミスをしてしまった
これは新人だけでなく2、3年目の方でもあると思います。
慣れてきたころが一番怖い。操作ミスをしてうっかり、というやつで、
まだ取り返しが付くものなら良いのですが、
本番環境へデプロイしたり商用として公開してしまった後だともう大変です。
血がどこかへいきます。
削除してはいけないデータを消してしまうなんてこともあります。
だいたいの現場ではバックアップを取っているとは思いますが、土下座では済まないことも……。
そこから学んだこととしては
「手順ごとに指差確認をする。余裕があればダブルチェックをしてもらう」
です。
ミスを起こさないよう、自分がやろうとしていること一つ一つをチェックして、
間違っていないかどうかを念入りに目に穴が開くくらい確認します。
そしてできることなら自分以外に誰かもう一人いてもらって、二人でチェックするのも良いです。
そうすれば自分だけでは気付けなかったミスにも気付ける可能性が上がるからです。
まとめ
……とまあ、大きく3つのミスを挙げました。
ミスはしないに越したことは無いのですが、
最初にも言った通り人はミスを繰り返して成長するものです。
なので新人のころは何度もミスをして良いと自分は思います。
それが新人の特権だからです。
逆にミスをしないようにしないようにと慎重になりすぎて何もしない、
これこそが「最大のミス」です。
積めたはずの経験値が積めないことで、
今後の成長を遅れさせる要因になってしまうことだってあります。
積極的に動いてミスをして、そこから学習して成長していけば良いのです。
③の項目でもちらっと触れましたが、現場では大概何かしらの回復措置が取られています。
操作を間違っても何とかなることが多いです。
ちょっと話は変わりますが、新人のころは、
「何が分からないのか分からない」ことが往々にしてあると思います。
「分からないとこある?」と聞かれても何も返せない、
でも後からじわじわ「ここどうやるんですか?」と出てきて、
「いやさっき何も言ってこなかったじゃん」と思われてしまう。
例えばエラーのログ一つとっても、
何年もやっている人なら見慣れたエラーでも新人のころは初見のエラーだらけで、
何がダメと言われているのか分からない謎のログになってしまいます。
そんなときログの内容が分からず、かつ相談も上手くできずにフリーズしてしまう人もいます。
内容の確認の方法も分かっていない中なので、作業を振る側もきちんと考えないといけないのです。
また今回の話し合いの中で「なるほど!」と思ったのは「新人には最初から答えを教える」です。
最初から答えを教えたら成長できないじゃんとなるかもしれません。
もちろん分かります。
しかし、答えも無しで手探りでやってみろと全投げしてしまうと、
先輩として新人に付いている意味がありません。
であれば最初からこうやるんだよと答えを提示し、
そこから逆に「なぜそうなったのか」を考えることでより成長できると考えます。
答えを先に知っているから調べる内容もある程度絞れるわけですし、
今後のエラー解決能力にも役立つはずです。
はい。以上がEグループのお茶会の内容です。
結構いい感じの議論ができて良かったなと思いました。
ではまたどこかでお会いしましょう!それでは~!
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