こんにちは! PR部3号です。
5月22日(月)の終業後、PR部内でのお茶会を行いました。
今回は新しい試みとして、テーマを決めてお茶会のメンバーでそれについて話し合ってみました。
今回のテーマは
『AIが発達したらSESと受託開発はどう変わるか?』
会社から各自に支給された500円でそれぞれお気に入りのお茶とお茶菓子を持ち寄り、テーマについて意見交換しました。
AIがめざましい発展を遂げる昨今、欲しい機能を入力すれば自動でコードを生成してくれるAIの存在も耳にするようになってきました。
今後10年、20年後も我々SESや受託開発の仕事は果たして存在するのでしょうか……!?
AIが進化を遂げるまでしばらくは、SESと受託開発の居場所がある
今後、AIをどれくらい使いこなせるか?というのが、仕事の効率を上げていく上で、
重要なスキルになっていくよね、というのがPR部3名の思うことでした。
AIの活用が、仕事の効率化に不可欠な要因となる理由としては、
① データの解析能力
AIは大量のデータを高速かつ正確に分析できます。これにより、膨大な情報から傾向やパターンを抽出し、効果的な意思決定を支援することができます。
②タスクの自動化
AIは繰り返しの作業やルーチン業務を自動化することができます。これにより、従業員はより価値のある仕事に集中することができ、生産性が向上します。
③時間とコストの節約
AIの活用により、作業時間やコストを削減することが可能です。効率的なプロセスやタスクの自動化により、生産性を向上させ、組織全体の効率を高めることができます。
④予測と最適化
AIは過去のデータやパターンをもとに予測モデルを作成し、将来の結果を予測することができます。これにより、意思決定をより戦略的に行い、最適な結果を導くことができます。
⑤進化する技術
AI技術は急速に進歩しており、新たな機能や能力が追加されています。AIを使いこなせるスキルを持つことは、将来の技術の発展に対応し、競争力を維持するために重要です。
上記部分についてはChatGPTによって文章を生成しました。
以上の要素から、AIの活用は仕事の効率化において不可欠なスキルとなり、将来においてますます重要性が高まると言えます。
なので、今からAI関連の情報にアンテナを立てておくことで、自分の将来にプラスとなることは間違いなさそうです。
とはいえ現状、大手企業ではAIで作られたコードを用いることや、
ソースコードをAIに解析させることは禁止されています。
理由としては、ソースコードをAIに読み込ませるということは、外部へ自社の機密情報や独自のロジックを公開することにつながるからです。
そのため、しばらくの間は現状の開発業務がAIにとって変わるということは考えにくく、
エンジニアの仕事自体がすぐになくなるということはないのではないか?と予想しました。
AIがある程度発達した後も、高度なエンジニアには居場所があるが…
上記に記した効率化やコストのことを考えると、大手企業がAI使用に課す規制が外れるのは時間の問題でしょう。
ただし、AIが生成するソースコードは大量のデータから学習しているため、エラーや脆弱性が存在する可能性があります。
また、人間が手書きしたコードに比べて、保守性や可読性に欠ける恐れがあり、コピーライトや著作権の侵害の恐れもあるため、
AIが作った成果物に対する最終的な品質管理はやはり人が行うことになります。
とはいえ、今まで人が数時間かけてコードを作っていたのを、AIが数分、数秒で作ってしまうことになるわけです。
AIによって、開発に必要な人数自体は減っていくことが予想されます。
他社の仕事を手伝うというような仕事の仕方が減っていくのかもしれない、
AIの使い方を熟知し、AIの成果物に対して、品質管理をするエンジニアを自社で抱えることが増えて行くことになるかもしれません。
コードを作成するのはAI、品質管理をするのは企業が抱える自社エンジニアだとすると、
SES派遣で重宝されるのは、デザインやフロントエンジニア、そしてより高度な専門知識を有し、ソースコードの品質担保ができるエンジニアなのかもしれません。
また、独自の技術を保持しているなどの、専門的な知識を持っているエンジニアは価値が下がらないのではないか。
と、いった未来予想をしてみました。
ネット全盛時代で活きるサービスを作るには
AIを使いこなすには? という話をするうち、
1歳~2歳からタブレットやswitchを使っている我が家の子供の話に。
(今の子供達は生まれた時からタブレットがある環境にいるの、改めて考えるとすごいですね…)
年長の息子は、ゲームや、YouTubeを通して、教えていない漢字がスラスラ読めます。
そして小学校2年の娘は、YouTubeやTikTokの刷り込みで、色々な知識を身に着けておりまして……
ある日、娘となぜ学校へ行ったり、勉強したりする必要があるのか?という話をしていました。
勉強をたくさんして、自分の知識が増えれば、自分で選択できる未来が広がるからだよ、と親としての解を根気よく伝えているところでした。
すると娘は、
「ママはどの高校に入ってほしいって思っているの?親は子供に親が望んだ高校や大学に入ってほしいと思っているでしょ?TikTokでみたよ?」
と、聞かれました。
この話にお茶会に参加していた一同、びっくり。
生まれた時から様々なデジタル端末と過ごしてきた子たちは、
これからAIを活用して、宿題や課題、仕事など、どんどん効率化していくのだろうか、
どんな大人になるのだろうか、という話題になったりもしました。
また、「畳界隈」「和室界隈」など、誰でも手軽に発信ができる環境だからこそ生まれた言葉もあります。
この用語を全く知らなかった私はとても驚いたのですが、
若い世代は生まれた時から近くにデジタル端末があり、我々世代が考えもつかないスピートで情報を得ることができます。
そこからは独自の文化も生まれ、新しい言葉や用語が次々と生まれて行っているようです。
価値観や文化が多様化するのは悪いことではないのですが……
タブレットを扱えれば、1歳の子供でもこういった言葉に触れられるのは、小さな子供を持つ親としてはちょっと怖くもあります。
新しく出てくる不適切な用語をはじくなど、
繊細なコントロールができるよう、技術開発することで、
他サービスとの差別化をはかることが必要との意見も出ました。
まとめ
・AIが進化を遂げるまでしばらくは、SESと受託開発の居場所があると思われる。
・AIがある程度発達した後も、発展途上のAIでは手が届かない部分に手を入れられる、高度なエンジニアには居場所があると思われる。
・高度なエンジニアを用意できる大企業は、自社だけで開発を完結させられるようになると思われる。
・どこの分野のエキスパートを他社から借りてきたいか(自社に常駐させたくないか)を考えるのが、SESの生き残りのカギかも…?
今回のお茶会はテーマを絞ったことで、より深い意見が出て、有意義なお茶会となりました!
次回は弊社の別メンバーで、別のテーマで話し合いを予定しています。
お茶会はどのメンバーになるのか、どんなテーマを選ぶのか、
お楽しみに!!
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